まえおき
1.開発環境
2.実例
3.いろいろ
4.日本語ビューア
5.マンガビューア
5-1.概要
5-2.使い方
5-3.用意すること
5-4.マンガビューアの入手方法
6.Titaniumを使ってみる
5.マンガビューア
5-1.概要
自前のマンガをアンドロイドで読み倒す・・・。
このマンガビューアは、目次にCSV(カンマ編集テキスト)ファイルと本体に普通の画像ファイルを利用したビューアなので、どなたでも、いつでもどこでもマンガ=画像を閲覧することができます。
自作のマンガを読者のつもりで読みたい人、あるいは同人で作品を読みまわしたい方々、そして・・・わたしのように、本を持ち歩きたくないがために本をスキャンして自機に取り込みたい方々・・・アイデア次第でいろいろと利用できると思います。
5-2.使い方
ダウンロードしたMangaViewを起動すると、左のような画面が開きます。
画面の構成は、目次部分のみです。下記しますが、ダウンロードするには容量が大きすぎるためです。
作品名、作者名、概要、そして目次が表示されます。
これは、用意されたCSVファイルcontent.csvの内容が表示されます。
そして、目次をタッチすると、右図のように本文のページが表示されるという簡易なものです。
目次以外の作品名や作者名、概要をタッチすると、自動的に最初の本文を読み込みます。
あとは、指で左右になぞれば、マンガを追ったり戻したりして読み倒すことができます。
そのページを過ぎると、次のページを自動的に読み込みます。ない場合、目次画面に戻ります。ページを戻れば、前のページを表示するようにしてあります。
ダブルタッチすると、左図のように縮小モードになります。
シングルタッチで通常モードになります。
5-3.用意すること
5-3-1.マンガを保存できるだけの容量を確保してください。
先の日本語ビューアとちがって、マンガは画像のため容量が大きすぎるため、ネットでやりとりするのを断念しました。
筆者の場合、ある本を丸ごと一冊(約250ページ)スキャンしましたが、ほぼ180MBほどありました。これをネットで流すのは現実的ではないでしょう。
たしかにZIPにしたものをダウンロードして本機で解凍すれば・・・という考え方もありますが、ZIPにしても容量は同じなんで、こうなっています。
5-3-2.以下のファイルを用意します。
5-3-2-1.content.csv 項目が「,」で区切られる点にご注意!
このファイルはコンマ編集ファイルでなければなりません。構成の基本型は、
・作品名
・作者名
・概要
・目次
となっています。上記3項目は何に使われてもかまいませんが、4項目目以降は、本文を読み込む目次部分となりますので、ご注意願います。
文例:
逆動機殺人事件,高澤 領,ある雑居ビルで殺人事件が起きる。果たして、ビル荒らしがたまたま
現場で鉢合わせした上での殺人事件か。,1,2,3,4,最終章
→UTF-8で保存します。概要の改行は無視されますが、文字数に特に制限はありません。
5-3-2-2.目次単位のディレクトリ
番号を付け加えた目次単位のディレクトリに、スキャンした画像を入れます。
画像のスキャンは、機器の性能にもよりますが、300dpiでとり、解像度72dpi、高さを900pxlで作り直すとちょうどいい大きさになるようです。筆者のはSoftBankのDesireですので、みなさんはご自分の本機に合わせて調整されるといいでしょう。
画像も1からの番号だけのPNGにします。
5-4.マンガビューアの入手方法
システム内のサイト名の変更があるため、こちらinfo@key-web.jpまでご一報ください。
変更後、MangaView をメール送信しますので、ご自分の本機にロードしてください。ロード方法は、3.いろいろ 3-1.本機へのリリースをご参照ください。
ここまでは無料でご提供させていただきます。
以下については、ご相談ください。
・実際のマンガ=画像の導入
・デフォルト値の変更
・御社オリジナル・システムへのアップグレード
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